こんな、はっきりしたタイトルで書いてありますけど、結構大切なことです。
SEXなんてバレないと思いきや、検査でバレることがあります。
そして、わかってしまった時のコメント、しづらいです。
ここでは、どんなパターンでバレるのか、臨床検査技師の立場から発表します。
さて、みなさん。
検査前は肝に銘じておきましょう。
「昨日、性行為しましたか?」
なんて、医者から言われたくないでしょ?
まぁ、言わないと思うけど。
― こんな検査で性行為がバレる ―
臨床検査技師として、わたしが遭遇した気まずい話は1つ。
他の臨床検査技師の方から聞いた別の話が1つ。
あとは、看護師さんから聞いた話が1つあります。
〇 尿検査でバレる
一番、浸潤性の少ない尿検査
この検査は採尿した尿の「定性検査」と「沈査検査」というものをします。
定性検査では、性状をみるだけなので、わかりません。
ここで、バレるのが
「沈査検査」です。
沈査検査とは、実際に顕微鏡で尿を見ます。
そこで時々出会ってしまう。
「精子」
まぁ、顕微鏡で精子とご対面してもなんとも思いませんが、精子と対峙した時は、性別をチラっと改めて確認します。
もちろん、男性が主ですが、
出会ってしまった「女性」という性別。
「マジか・・・。」
そう思ったのには、理由があります。
男性全員の尿検査から精子が検出されるわけではありませんので、
検出されたら、
「精子(+)」と記載します。
女性から現れたら・・・。
もちろん、検査結果ですから、女性の検査結果に
「精子(+)」と
書かなければなりません。
なんかわからないけど、非常に、気まずい。
それを、医師も確認します。
医師はそれについて説明するのでしょうか。
医師ではないので、よくわかりませんが。
つまり、バレるのです。
他にも、
性行為の影響で尿中の細菌が増えることがあります。
そのため、その方の細菌は本当は少ないのに、
外因的要素から細菌(+)となり、
精査になることもあります。
そういった面からも検査に影響を及ぼします。
尿検査は気軽にできる検査なので、医師も簡単に検査を出しがちです。
健康診断であれば、ほぼ含まれます。
健康診断の場合は、うまいこと言って、後日提出にしてもいいかもしれません。
〇 細菌検査でバレる
これは、細菌担当の方から聞いた話です。
膣の痒みを伴った女性から、細菌検査が提出されました。
カンジダとか、そういう目的で検査をしたんだと思います。
その時になんの菌名が出たのかを聞いておくべきだった・・・。
忘れてしまったんですが、
本来なら口腔内にしか存在していない菌が膣から検出されました。
当時、その方は純粋だった。ため。笑
先輩に焦って確認したそうです。
「あー、そういうこともあるんだよ。」
と言われたそうで。教えてもらえなかったんですって。
「異性の先輩に聞いたからかな?」
って笑いながら話してくれました。笑
オーラルセックスのことですね。
オーラルセックスすることで、口腔内の細菌が膣に存在してしまい、それを培養して見つけたんですね。
患者さんの趣味嗜好がバレてしまいます。
もちろん、結果を報告しないといけませんから、報告書には書いたんだと思います。
医師はそういう時は割り切って説明するんでしょうね。
細菌検査は特に、菌の検査結果が大切ですから。
〇 経腟検査でバレる
これは、看護師さんから聞いた話です。
経腟エコーや子宮がん検査、または子宮体がん検査では、
膣内にプローブを入れて画像を確認したり、
細いものを入れて、壁をこすり取ったり、細胞を取ってくる検査になります。
その際に、膣内に精液が残っている場合があります。
股を広げて、検査するときに精液が邪魔をすることがあります。
精液を確認したら、それを拭き取ったりするそうです。
そういう経験がないわけではないでしょうから、医師や看護師は慣れているでしょうが、
その場でバレてしまします。
なんとも、気まずいですね。
検査結果に載るわけではありませんが、婦人科なので容赦なく聞いてくる医師はいると思います。
そこは、聞かれてしまったら正直に答えましょう。
― 検査前日は大人しく ―
もちろん、性行為は全く問題ありません。
しかし、性行為を検査前にすると検査結果に影響を及ぼすことが分かったと思います。
臨床検査技師の皆さんは、こういう経験はありましたか?
ぜひ、あなたの体験談も教えてほしいです。
性行為は控えることが大切ですが、せめて、コンドーム等を付けるようにしましょう。
「明日病院で検査だから、ごめんね。」
って断る勇気も大切です。
そして、これを見て、断る口実にも使ってください。笑
体調不良でもなく、生理でもなく、断る理由で使えますよ。