― カイジファンから見る、「カイジ ファイナルゲーム」評価 ―
今回、長い間楽しみにしておりました、「カイジ ファイナルゲーム」を公開後、すぐに観に行きました。
わたしは、原作の漫画、映画ともにシリーズとして見ております。
そんなカイジファンのわたしが観てきた今回の「カイジ ファイナルゲーム」の評価と感想をお伝えします。
ですが、わたしの期待が大きすぎたのか、かなり酷評で皆さんに伝えたいと思います。
すでに観ていて、「カイジ ファイナルゲーム」映画のファンの方は気分を害される可能性がありますので、ご注意を。。。
カイジを愛しすぎしまったんです・・・。しかし、わたしはこれから先も、カイジファンであり、原作者 福本先生のファンであり、藤原竜也さんのファンであります。
そして、ネタバレも一部含みます。
これから観に行こうと居ている方は、最後に”ネタバレ注意”と記載してあります。それ以降は観ない様、ご注意ください。
〇 「カイジ ファイナルゲーム」あらすじ
2020年オリンピック終了後に、この国の景気は失速していった。
自墜落な生活を送るカイジは、派遣会社から薄い給料袋を手渡される。その薄い給料から薄い缶ビールを手に取り、買うかどうか迷っていたところ、Ⅰ、Ⅱにて登場している、地下帝国に居た「ハンチョウ」と遭遇する。
ハンチョウがカイジに「ワシと組まないか?」と、一枚のチラシを手に、イベントへの参加を持ちかけられる。チラシの内容は、大金持ちが主催する一攫千金のチャンス「バベルの塔」。
カイジは「こんなもの無理だ!」と言う。しかし、ハンチョウは、「カラクリをわかっていれば、勝てる可能性がある。」とカイジを誘惑する。
カイジの運命の歯車が動き出し、最期のギャンブルが今始まる。
【カイジファイナルゲーム:予告MOVIE】
出典:カイジ ファイナルゲーム公式めっちゃ、迫力ありますね。
映画館にて、カイジが2020年に公開される情報を手に入れてから、ずーーーっと楽しみにしておりました。
先着試写会にも応募してました。外れてしまいましたが・・・。
〇 「カイジ ファイナルゲーム」キャスト
カイジの映画シリーズといえば、豪華キャスト陣。
原作の個性的キャラに負けないくらいの、個性的で迫力のあるキャスト陣が勢ぞろいします。
- 伊藤カイジ:藤原竜也
- 黒崎義裕:吉田鋼太郎(漫画では、利根川の次のポジション)
- 高倉浩介:福士蒼汰(映画オリジナル)
- 桐野加奈子:関水渚(映画オリジナル)
- 廣瀬湊:新田真剣佑(映画オリジナル)
そして、映画シリーズ、カイジファンにはたまらない豪華キャスト人
- 大槻太郎:松尾スズキ(ハンチョウ)
- 坂崎孝太郎:生瀬勝久(サカザキのおっちゃん)
- 遠藤凛子:天海祐希(エンドウさん)
ですね。
他にも、「前田公輝」くんや、「瀬戸利樹」くんも出演致します。
豪華ですねー。
なんといっても、藤原竜也さん、吉田鋼太郎さん、福士蒼汰さんの演技は、最高です。引き込まれました。
〇 いままでの カイジシリーズ
ここで、敢えて、豪華キャスト陣が、映えて、ストーリーも面白い作品となっている、今までのシリーズを簡単に紹介。
カイジファンだからこそ、ファイナルゲームを観た後でもいいし、観る前でもいい。ぜひ、観て頂きたいので、紹介します。
わたしも、今回ファイナルゲームを観た後に、つい、観直してしまいました。
【カイジ 人生逆転ゲーム】2009年公開
カイジのもとに、遠藤(天海祐希)が借金の取り立てにやってくる。そこで、遠藤にそそのかされ、豪華客船「エスポワール号」に乗船することになる。そこで、そこの船を取り仕切っているのは、帝愛グループ幹部の利根川(香川照之)。カイジは人生の逆転をかけて提供された数々のゲームに挑む。果たして、カイジはゲームに勝って新たな人生を掴むことができるのか。
開催されるゲーム
- 限定じゃんけん
- 鉄骨渡り
- Eカード
【カイジ2 人生奪回ゲーム】2011年公開
借金まみれのカイジが再逆転を目指すため、ある情報を手に入れる。当たれば10億円以上を稼げるパチンコモンスターマシン「沼」。その攻略不可能マシーンを管理しているのは、裏カジノ支配人である一条(伊勢谷友介)。そのモンスターマシンに共に挑む、石田由美(吉高由里子)、坂崎幸太郎(生瀬勝利)、1作目にしてライバルであった利根川幸雄(香川照之)とともに、希望ある人生を奪回するため、人生をかけて究極のゲームに挑む。
開催されるゲーム
- 地下帝国にて「チンチロ」
- パチンコマシーン「沼」
- 「姫と奴隷」(オリジナル)
この二作品は、漫画をベースにしつつ、ルールが一部変更されていたり、オリジナルゲームが追加されていたり、関連するキャラクターが変更されていたりと、漫画ファンでも新鮮な気持ちで映画を見ることができる。
つまり、映画ファンも、漫画やアニメシリーズを新鮮な気持ちで見ることができる。
どちらとも、オススメ作品である。
〇 「カイジ ファイナルゲーム」個人的評価
さて、やっと本題ですが、こんなカイジファンのわたしが観に行った「カイジ ファイナルゲーム」
当日、普段は、映画館で飲むことは無いビールを片手に、レイトショーにてクズの一員として挑んだ結果の感想です。
酷評です。ご注意ください。
☆ 豪華キャスト陣を楽しむ映画である。
☆ 内容がわかりやすく、この映画からスタートしてもわかりやすい。
⇒新たなファン層を増やせそう。
⇒お金をかけた一発逆転ギャンブルという面で、カイジというものを初めて観る方にオススメ。そこから、1作目、2作目も見てほしい。
★ カイジファンには物足りない映画である。
⇒特に、漫画や、「カイジ」というものに対してのファンには、物足りなさを感じる。
ごめんなさい。
正直なところ、Ⅰ、Ⅱを知っていて、漫画を知っていて、尚且つ、福本先生の完全オリジナルストーリーによる期待が大きすぎたからこそ、
「もっと、ドキドキさせてよっ!!!」と思うところでした。
● 「カイジ ファイナルゲーム」見どころ
― 今作のプラス意見 ―
『カイジ ファイナルゲーム』観てきた!
ドキドキしたし、展開が神...!OPもいつものBGMで震えたよね... 藤原竜也さんの演技も神...!1つ1つのセリフを言う姿、かっこよかった!クライマックスもBGMで感動してポロっときたよね...
カイジの実写版はどれも面白い!#カイジ#カイジファイナルゲーム— ∫DetectiveK.K.f'(x)@8回目の「シンガポールかよー!」 (@integra_HABA231) January 13, 2020
映画💸 カイジ ファイナルゲーム 💸
カイジ は毎回絶対的に面白い💰
素晴らしき豪華キャスト💰
展開が早くて時間があっというま💰前作よりドキドキ感少なめ😉
ドリームジャンプ怖い!
仲間愛、最高👏
キャスト陣の演技力最高👏
ビールが飲みたくなる👏本当に面白かったです🎖#カイジ #悪魔的 pic.twitter.com/xLThsvNpYe
— 椎田理加 Θ (@shiitarika1120) January 10, 2020
わたしが思う、カイジファイナルゲームの見どころは、
☆ 豪華キャスト陣の迫力ある演技
☆ 今までのシリーズに出てきた、有名なセリフ、キャスト陣の出演
☆ 新しいオリジナルゲーム(どんなゲームを脚本したか)
です。
今回、吉田鋼太郎さん、福士蒼汰さん、藤原竜也さん、三人の迫力がとても凄みがあります。三人のファンであれば、それだけでも観に行く価値があります。
そして、予告編でもありましたが、カイジがビールを飲んで「キンキンに冷えてやがる~!」というセリフ。遠藤(天海祐希)や坂崎(生瀬勝久)の再登場。やっぱ、「おーー!」って思いました。
福本さんが脚本したオリジナルゲームの四種類【バベルの塔】【最後の審判】【ドリームジャンプ】【ゴールドジャンケン】どんなものか、気になりますよね。これの内容を知りたい方は、ぜひ、映画を観て頂ければと思います。
わたしが、好きなゲームは・・・。んー。【ゴールドジャンケン】かな。
● 「カイジ ファイナルゲーム」酷評
― 今回のマイナス意見 ―
カイジ見てきたけど
前作や前々作と比較したら
何か物足りなかった…( ´・ω・`)カイジ特有の泥臭さが
あんま無かったからかなそして相変わらず福本先生はいたw#カイジ
— れーやん@投賊 (@rey_cas0308) January 10, 2020
今日は『カイジ ファイナルゲーム』を観に行きました‼️
前作が凄すぎてかなりハードルを上げて観たせいかあまり面白くなかったです笑
カイジと言えば先が読めない展開が面白いのですが今作は結構先が読めてちょっと退屈でした。でも藤原竜也さんがかっこいい‼️#カイジファイナルゲーム #カイジ pic.twitter.com/30UG6U8p5K
— のまる(アクション映画☆ロックバンド☆新日本プロレス) (@NOMARU_ROCK) January 13, 2020
わたしが思う、カイジファイナルシリーズの酷評点は
★ カイジがヒーローすぎる。(クズじゃない)
★ ゲーム内容が薄い。(何様?ごめんなさい)
★ 展開が読みやすい
です。
今までのカイジはあくまでも「クズの中のヒーロー」だったんですが、今回は「日本中のヒーロー」ポジションとなります。
カイジはジリ貧のクズで居てほしいし、クズでいいんですよ。
今までの映画シリーズでは、漫画の濃い内容を映画版で「ギュッ」と凝縮してあるため、良いところをうまく凝縮させたゲーム内容となっております。しかも、それが良くできている。
しかし、今回の映画では、ゲームの内容がどれもシンプル。今までの深い戦略要素は比較的少ないです。そのため、ゲームの内容に物足りなさを感じてしましました。
展開ですが、セリフや人物などに、フラグがバンバン置いてあります。そのため、展開が読みやすかったです。理解はしやすいかと思いますが、戦略の一言目を話し始めた時点で、「あー、こういうことかな。」と予想できてしまう内容がありました。
〇 「カイジ ファイナルゲーム」こんな人に見てほしい
物足りないとは言いましたが、今作、こんな人には向いていると思います。
☆ 豪華キャスト陣の迫力ある演技を観たい。
☆ カイジファンになってほしい人を連れて行ってみよう。
☆ 福本さんが考えた新作ゲームを観てみたい。
☆ 毎作品に出ている、「福本さん」を観たい。笑(今回もちょびっと出演しておりましたよ)
いかがでしょうか。結構な酷評をしましたが、今回の映画で思ったのは、
2020年のオリンピックに絡めた話や、今後の若者に対して訴える話がありました。そして、カイジはクズではなく、ヒーローとして主演していたからこそ、男臭すぎず、誰でもとっつきやすい内容となっております。
わたしが思うに、酷評しても、いいかな、と。
だって、カイジファンなら、観に行くと思いますもん。だって、あの福本さんが脚本してるんですよ。漫画、映画ファンなら、尚更。レンタル開始まで、待てませんよ。きっと。
今回は、あくまでも、個人的な感想となります。
気分を害されてしまった方はごめんなさい。
まぁ、カイジファンのわたしなんですから、わたしはクズなわけで。笑
カイジみたいに、クズのヒーローにはなれませんけどね。
それでは、アディオス。
● 以下ネタバレ一部含む感想です。
ここから先は、ネタバレ注意です。
ご注意ください。
カイジ ファイナルゲームを観る予定が無い。
カイジ ファイナルゲーム観た後の方。
以上の方向けとなっております。
酷評の続きです。気分害される方は、ブラウザバックを。
クズのたわごとと思ってください。
わたしが、酷評した理由です。
★ カイジがヒーローすぎる。(クズじゃない)
カイジは今回、日本国民を救うため、大金持ちの人のお金使って、ギャンブルするんです。おいおい。カイジは、自分が借金してこそでしょー。ヒリヒリ感が足りなかったんです。だって、極論、負けてもいいんだもん。
★ ゲーム内容が薄い。(何様?ごめんなさい)
バベルの塔は、鉄骨渡りのパロディ。最後の審判は、演説ゲーム。(ここでの吉田鋼太郎は面白い。)ドリームジャンプは、闘う相手が居ない。ゴールドジャンケンは、Eカードと展開が似ている。
もっともっと、深くて複雑にしてほしかった。たくさんのゲームを盛り込むためにこうなったのだろうか。
★ 展開が読みやすい
フラグが多い・・・。演説ゲームにてカイジが考える戦略のフラグ回収が読み取りやすい。「あー!あれね!」ってなる楽しさがあるのかもしれないが。しかし、戦略の話をする一言目のヒントでフラグ回収にすぐ気づいてしまう。
ゴールドジャンケンでも、きっちりセリフ内にフラグがある。
でもさ、結局、カイジのファンなのよ。漫画も映画も。大好きなのよ。
カイジとは関係ないけど、映画の予告に、「藤原竜也」の新作映画情報ありましたよ。
2020年5月15日公開「太陽は動かない」
出典:吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
あ、これ、【竹内涼真Ver】もありましたよ。
これも、個人的には楽しみですね。