臨床検査技師 転職

臨床検査技師の転職【様々な就職先、転職先がある。治験コーディネーター、アプリケーションスペシャリストなど】

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現在、臨床検査技師として勤めておりますが、私は以前、新卒から約三年程度、

【治験コーディネーター(CRC)】

という仕事に就いていました。

治験コーディネーターという仕事については、別の記事にて詳しく紹介しております。治験コーディネーターとは【CRCの仕事内容、やりがい、辛いこと、給料、残業は?】

治験の仕事も楽しかったのですが、私は臨床検査技師に転職しました。

― 臨床検査技師の資格は様々な仕事がある -

治験時代に知り合った「臨床検査技師」の資格を持つ友人たちは、

  • 継続して企業の治験コーディネーターの仕事をしている人
  • 病院専門の治験コーディネーターに転職した人
  • 臨床検査技師に転職した人
  • 臨床開発モニター(CRA)に転職した人
  • アプリケーションスペシャリストに転職した人

他にも総合病院に勤めてから

  • 検査センターへ転職した人
  • 臨床検査技師としてアルバイトをしている人
  • 大学病院へ転職した人
  • 健診センターへ転職した人

実は、「臨床検査技師の資格」を持ちながら、その資格を生かし、病院だけでなく、様々な仕事に就くことができます。

今日は、ここに記載した様々な職種について、友人たちから聞いた話を一部、簡単にお話します。

〇 臨床検査技師

国家資格を取得し、勉強内容をそのまま生かした職種です。

学生時代に勉強した内容を応用した仕事で、大学病院、総合病院、クリニック、健診センター、検査センターなどがあります。

● 大学病院勤務

就職は簡単では無いようです。

そして、就職できた場合でも、就きたい分野の希望はなかなか通らないようです。

大学病院だと、それぞれ専門性を高めるため、決まった分野の勤務地で固定されて仕事をすることが多いようです。

「生理機能検査」「免疫検査室」「生化学検査室」「血液検査室」「一般検査室」「輸血検査室」「病理検査室」「細菌検査室」「採血室」などなど・・・。

細かく分かれて配属されます。

基本的に「人数の足りないところ」に配属されることが基本なようです。

お給料は、臨床検査技師としては働く中で一番「高い」と思います。夜勤はある病院が多いです。

● 総合病院

こちらは、病院の規模により、状況が様々です。

大学病院のような大きい規模で、希望が通らないところもあれば、比較的均等に様々な仕事をこなさなければならない病院もあります。

プロフェッショナルな人を求める病院、オールマイティにこなせる人を求める病院等、様々です。

希望の分野があるなら、事前に面接で確認しておきましょう。

お給料は、基本的には安い傾向です。夜勤や残業などでお給料が変化することもあります。

・ 健診センター

エコーを習得してから転職した方と、新卒から健診センターへ就職した友人がいます。

健診センターはいずれエコーに携わる機会が多いようです。

男性の就職は難しい傾向があります。

症例を追ったり、血液検体の検査結果を確認することができないため、臨床の総合判断を確認することは難しいです。

お給料は、安い傾向です。夜勤は無いため、残業などの影響でお給料が変化するようです。

採血業務は、看護師が実施する健診センター。臨床検査技師が実施する健診センターがあります。

● 検査センター

検査センターでは、「生理機能検査」がありません。

その代わり、「遺伝子検査」などの特殊な検査に携われる機会があります。「遺伝子検査」は最近流行ってきている検査になるので、これから発展していく検査になります。

勤務形態は、「ブランチ勤務」と「ラボ勤務」に分かれるようです。

ブランチ勤務:指定された病院へ派遣されて、検体検査をメインに行う業務です。

ラボ勤務:中央の検査センターで、病院から回収された大量の検体に対し病院では経験できないような様々な検査項目を扱います。

お給料は、総合病院や健診センターと同じく安い傾向です。

しかし、ブランチ勤務は病院勤めになりますが、

ラボ勤務は、検体を預かってから検査を開始するため、遅番になったり、夜勤対応になることが多いようです。

そのため、夜勤対応によっては、お給料は多くなることがあります。

検体を預かる時間帯は、病院で採血される→16:00頃運ばれる→ラボに運ばれる→検査を開始する

そのため、人によっては、昼過ぎからの勤務開始時間になり、夜勤まで食い込みやすい仕事になります。

● 臨床検査技師アルバイト

資格のアルバイトのため、

一般のアルバイトよりお給料が高く、時間も半日など、短時間です。

アルバイトの種類は様々ですが、超音波検査のアルバイトが一番時給が高くなります。

臨床検査技師としてのアルバイトの種類は、超音波、心電図、採血などがあります。時間が欲しい方ならアルバイトもいいかもしれません。

〇 臨床検査技師以外の職種

臨床検査技師の資格を取得しつつ、臨床検査技師の仕事をしていない友人たちもいます。

● 治験コーディネーター(CRC)

企業に就職するパターンと病院専属の治験コーディネーターになるパターンがあります。

治験コーディネーターは経験していましたので、治験コーディネーターについての詳しい記事はこちらを参照してください。

治験コーディーネーターとは【CRCの仕事内容、やりがい、辛いこと、給料、残業】

お薬の開発に携わる仕事で、臨床検査技師の仕事を行うことは全くできません。つまり、臨床検査技師としての保険に加入する必要もありません。

業務内容は、患者さんのスケジュール管理や、治験薬の管理の補助、医師の忙しい業務の中、スムーズに治験が実施できるように行う

医師のサポート役と、患者さんの管理役です。

営業のような仕事だと思います。担当する病院がなんとなく決まっているため、いくつかの病院を掛け持ちして、地域のエリア内でお仕事します。

お給料は臨床検査技師より高いです。

残業などは、担当する仕事によって様々です。基本的に残業は20時間以上はあると考えた方が良いでしょう。治験内容によっては、夜勤が発生する場合もあります。

● 臨床開発モニター(CRA)

企業に就職します。お薬の開発である治験に携わる仕事で、臨床検査技師の仕事は全くしません。

治験がスムーズに行われるように、アドバイスしたり、治験が問題なく執り行われているかをチェックする仕事になります。

治験ごとの担当になるため、その治験が全国で行われていれば、上は北海道から下は沖縄まで出張が多いお仕事です。

お給料は、臨床検査技師 < 治験コーディネーター < 臨床開発モニター のイメージです。

こちらも基本的に残業は20時間以上は覚悟しておいた方が良いかと思います。

● アプリケーションスペシャリスト

エコーの機械のアプリケーションスペシャリストのお仕事に就いた友人がいます。

これは、臨床検査技師の仕事内容が少し生かされる仕事だと思います。

検査機器を病院に売った際に、病院に赴き、機械の詳しい設定を行う仕事になります。また、デモ機などを使い、営業が売り込む際の機械設定の補助としてお仕事します。

新しいエコーの機械や検体検査機器の売り込みに来た際に見かけたことがある方がいるかもしれません。

営業担当ではなく、あくまでもアプリなので一応「営業ノルマ」というものは無いようです。

機器を売り込むエリアがあるようなので、出張はあるようですが、臨床開発モニターほど範囲は広くないようです。

お給料は、臨床開発モニターと同じくらいです。

― どの仕事を選択するか -

臨床検査技師とは、資格を保有しながら、様々な仕事に携わることができます。

これを見て頂くことで、臨床検査技師の資格と仕事に固執せず、他の仕事に興味を持つきっかけになればいいなと思います。

わたしは、「治験コーディネーター」と「臨床検査技師」の二つの仕事を経験しましたが、

どちらも、やりがいがあるし、どちらも、メリット、デメリットがあります。

つまり、ここで紹介したお仕事たちにもそれぞれメリットデメリットがあり、どれも夢中になれば、楽しい仕事だと思います。

わたしが、臨床検査技師へ転職をした理由についてはこちらです。

 

「臨床検査技師」という仕事に固執せず、これから就職する人も、転職する人もこれをきっかけに、視野を広げてみてください。

別に、全く関係ない仕事をしたって、いいんですから。

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